自営業・フリーランスの保険はどう選ぶ?会社員との違いと必要な保障を徹底解説

自営業・フリーランスの方にとって、保険の問題は会社員より深刻です。会社員であれば会社が半分負担してくれる社会保険も、自営業の場合は全額自己負担。さらに病気やケガで働けなくなったときの保障も大幅に薄くなります。

この記事では、自営業・フリーランスが知っておくべき保険の基本と、本当に必要な保障を解説します。

会社員と自営業の保障の違い

まず会社員と自営業・フリーランスの公的保障の違いを整理しましょう。ここを理解することが保険選びの第一歩です。

会社員が持っている保障(自営業にはないもの)

  • 傷病手当金:病気・ケガで働けないとき給料の約2/3が最長1年6ヶ月支給される
  • 厚生年金:国民年金に上乗せされる年金(障害厚生年金・遺族厚生年金も充実)
  • 雇用保険:失業時の給付金
  • 社会保険料の会社負担:健康保険・厚生年金の保険料を会社が半分負担

自営業・フリーランスの公的保障

  • 国民健康保険:医療費3割負担(傷病手当金はなし)
  • 国民年金のみ:月額約6.8万円(2024年度)と少額
  • 高額療養費制度:医療費の月の自己負担上限あり(これは会社員と同じ)

特に「傷病手当金がない」点が大きなリスクです。病気やケガで1〜2ヶ月働けなくなると、収入がゼロになる可能性があります。

自営業・フリーランスが優先して検討すべき保険

① 就業不能保険(最優先)

病気やケガで長期間働けなくなったとき、毎月一定額が支払われる保険です。自営業にとって最も重要な保険と言えます。

  • 月々の保険料:5,000〜15,000円程度(年齢・保障内容による)
  • 保障内容:月10〜20万円程度が支給されるプランが多い
  • 待機期間:通常60〜90日間は支払われないので、その分の貯蓄も必要

★私も自営業で30年以上過ごしてきましたが、やはり休めば収入が無くなるというのは一番の不安でした。元気で暮らせたので良かったですが、いつなんどき仕事が出来なくなるかはわかりませんね。

② 小規模企業共済(節税しながら備える)

自営業者のための「退職金制度」です。毎月1,000〜70,000円を積み立て、廃業や引退時にまとめて受け取れます。掛け金が全額所得控除になるため節税効果も抜群です。

  • 節税効果:年間掛け金がそのまま所得から控除される
  • 例:月30,000円積み立て→年間36万円の所得控除→税率20%なら年間約7.2万円の節税
  • 元本割れリスクが低く、貯蓄感覚で活用できる

③ 国民年金基金またはiDeCo(老後の備え)

国民年金だけでは老後の生活費が不足するため、上乗せの年金準備が必要です。iDeCo(個人型確定拠出年金)は掛け金が全額所得控除になり、節税しながら老後資金を積み立てられます。

  • 自営業のiDeCo上限:月68,000円(会社員より高い)
  • 60歳まで引き出せないが、その分節税効果が高い

★私も、国民年金基金には加入してます。まだ入っててよかったか?の実感はありませんが、若いうちから入っておくのはいいかもしれません。

④ 生命保険(家族がいる場合)

配偶者や子どもがいる場合は、自分が亡くなったときに残された家族の生活費をカバーする死亡保険も検討しましょう。必要保障額は「残された家族の生活費×年数-貯蓄額」で計算できます。

自営業が入りすぎに注意すべき保険

  • 医療保険:高額療養費制度で対応できるケースが多い。貯蓄があれば不要な場合も
  • がん保険:医療保険と保障が重複することが多い
  • 学資保険:NISAやiDeCoの方が効率が良い場合が多い

★保険はなかなか難しいところです、必ず必要なものもあるかと思いますが・・私の場合ですと、独身で子供もいませんので、自分の医療保険があればいいのかな~とも思います。終身保険に入らされてましたが、それを残す人がいないんじゃないか?と最近気づきました(^-^;そして、母が認知症になりそのときに頂いた介護保険にはかなり助けられました。お子様いてもいなくても老後はあったら安心ですね。終身保険を止めて介護保険に・・というのも最近考えているところです。

保険料を抑えながら保障を確保するコツ

  1. まず貯蓄を3〜6ヶ月分確保する(短期の収入減には貯蓄で対応)
  2. 就業不能保険で長期の収入減に備える
  3. 小規模企業共済・iDeCoで節税しながら将来に備える
  4. 医療保険は貯蓄が十分になったら解約を検討する

まとめ

自営業・フリーランスは会社員と比べて公的保障が薄いため、自分で備えることが非常に重要です。特に就業不能保険と小規模企業共済は、自営業なら真っ先に検討すべき2つの柱と言えます。

ただし保険は「必要なものだけ」に絞るのが鉄則です。保険料を払いすぎて手元資金が減ると本末転倒になってしまいます。まずは自分の状況を整理した上で、優先順位をつけて検討してみてください。

このブログでは、固定費削減や副業に関する実体験ベースの情報を発信しています。他の記事もぜひ参考にしてみてください。

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